FX取引にも使えるチャートによる株式投資 売買手法



レンジ高値越え調整後のエントリー 3


5. 1分足500MAタッチ銘柄


特に、数日間下落が続き、寄付で1分足500MA(5分足100MA)を越えてはじまったとします。

調整してきて1分足500MA(5分足100MA)付近まで達したときは、一旦反発しやすい株価位置ですので、レジスタンスラインを越えてくるところがエントリーポイントです。(図724)



ただし、買い圧力が弱ければ、小反発したあと安値を切り下げ、ついには下げてしまうので、買ったあとすぐに売る操作ができる自信がなければ、ここでのエントリーはやめておいた方が良いでしょう。

もし、このポイントでエントリーしたいのであれば、1分足500MA(5分足100MA)が右上がりの状態でエントリーすべきです。

1分足500MA(5分足100MA)を割って下落しても、その後1分足500MA(5分足100MA)まで戻すことが多いので、1分足500MA(5分足100MA)が右上がりであれば戻りも早いので、戻ったときに、ここで売ることが可能でしょう。(図725)





6 レンジ安ブレイク


上昇が終了し、レンジ安値を割ってくると下降トレンドになりやすいことは前に述べました。売買代金が比較的多い銘柄であれば、レンジ安値を割ってくると、戻りが入ります。

この戻りは上昇の半値戻しの逆で下落幅の半値戻しと考えて良いのですが株価が急騰したあとに下落し出すと半値も戻さず、再度下落していくこともあります。

基本的に下落方向での買いエントリーなので、ダメだと思ったときの逃げ足の早さは必須です。自信のない方にはおすすめではありません。

レンジ安値割れでのエントリーは5分足を表示して、はっきりとしたレンジ安値を割った時に有効で、レジスタンスラインを引き、このレジスタンスライン(RL1)をブレイクしてきたときにエントリーします。(図730)



また、下落幅の半値戻しと考えた場合、下落前の高値から最低5%くらいは下落した銘柄でないとなかなか値幅が取れないので、下落率にも注意しましょう。

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