2 レンジ高値越え調整後のエントリー1
2-1 レンジ高値越え1
寄付時に下降トレンドのレンジ高値を越えて始まったとき
寄付時、下降トレンド(安値が切り下がっている状態)のレンジ高値Cを越えてきた場合は、買い転換とみなし、この調整後にエントリーします。
買い転換したときは本当に株価が上昇していってもよいのか確認するためにも調整することが多いですが、レンジ安値Dを割る前に図710のようにレジスタンスラインを引くことができる最高値Aから寄付の高値Eに対して引いたレジスタンスラインRL1を越えてくるところがエントリーポイントとなります。
2-2 レンジ高値越え2
寄付に上昇トレンドのレンジ高値を越えてきたとき
寄付に上昇トレンド(高値を更新している状態)のレンジ高値を越えてきたときは上昇トレンド継続ですので調整後にエントリーします。
エントリーポイントはレジスタンスラインブレイク(図711)、1分足10MA、サポートライン付近でのレジスタンスラインブレイクとなります。
2-1の場合もそうですが、レンジ安値を割るまでは、相場環境が良ければ何度かエントリーできるポイントが存在します。
2-3 レンジ高値越え3
ザラ場、下落後にレンジ高値を越えてきたとき
ザラ場、下降トレンドでレンジ高値を越えてきたときは、この調整後のエントリーとなりますが、第1弾のエントリーポイントはレンジ安値Dを割らずに調整中のレジスタンスラインRL1をブレイクしてきたポイントです。(図713)
通常、狙いたいエントリーポイントは高値Aからレンジ高値Dを越えて作られた新しい高値Eに向けて引いたレジスタンスライン(RL2)をブレイクしてきたポイントです。(図714)
RL2を越えてくると上昇しやすい形になり、次のレンジ高値Bを狙いに行くのですが、レンジ高値Bから高値Eに向けて引いたレジスタンスライン(RL3)で株価の上昇を抑えられることがありますので注意が必要です。
レジスタンスラインRL3を難なく越えてくると上昇波動になり易いのですが、レジスタンスラインRL3ではね返されると、次にRL3を越えたところがエントリーポイントとなります。
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