FX取引にも使えるチャートによる株式投資 売買手法



1-4 目先安値目処


寄付で前日高値を越えて始まるということは、寄付の時点で窓(通常、日足での前日高値と本日の安値に空間ができることをいいます)ができていることになります。

株価の値動きとして窓は閉じる方向(窓埋め)に動きますので、寄付から調整した場合、前日の高値1の株価が第1弾の安値目処となります。(図705)



これが、割れると次の目処は1分足チャートの窓埋めに向かいます。

図705での1分足チャートの窓埋め価格は前日終値とみることができます。前日終値付近が第2弾の安値目処となります。

その次はレンジ安値が目処となります。前日終値がレンジ安値の場合もありますが、前日高値の高値1と寄付での高値2の間の安値がレンジ安値となりますので、図705ではレンジ安値1となります。



このレンジ安値1が割れてしまうと売り転換となり、しばらく様子をみて買い転換するまで待つか後述するエントリーポイント到達まで待った方が無難でしょう。

各、安値目処に到達した株価は反発しやすい状態になりますので、ここで でき上がったレジスタンスラインを越えてくるときが、エントリーポイントとなります。(図706)


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