JAVAアプレットチャート
javaアプレットチャートは羅針盤
デイトレードをするのにチャートを見ることができなければ、私だったら怖くて株の売買はしません。
今はほんとに便利な世の中で、株の1分足チャートがリアルタイムで、しかも安価に提供されています。
定期的にデイトレードされるのだったら、是非サービスを利用されることをおすすめします。
詳細な機能は各証券会社少しづつ違うようですが、基本的にはチャート表示、トレンドライン、移動平均線、各種指標、ニュース、ランキング等が表示可能です。
私はマネックスビーンズ証券のマーケットウォーカーを利用していました。
以前、調べたときにメイン画面と1枚のJAVAアプレットチャート(サブ画面)を各社 表示させることができるのですが、複数のJAVAアプレットチャート(サブ画面)を表示できるのはマネックスビーンズだけだったのです。
メイン画面とは別に、1枚目のサブ画面チャートにトレンドラインを残したまま2枚目のサブ画面チャートを新たに表示させることができますし、1枚目のサブ画面チャートに戻ってもトレンドラインが残っていますので、チャンスを見逃さずにエントリー可能です。
一応、3枚目、4枚目と銘柄を変えて表示可能です。
また、トレンドラインを引いておき、株価がこのトレンドラインを越えれば音声で案内してくれるので、他の銘柄を見ているときに見忘れがなくて、とても便利でした
JAVAアプレットチャートの詳細な使い方はヘルプを参照下さい。ここでは、ヘルプに載っていない私なりの移動平均線の設定値をご説明します。
移動平均線
まず、移動平均線とは、たとえば、当日を含め 過去10日分の終値を合計して、10で割った値が当日の終値の平均値です。そして、翌日も同様に翌日を含め 過去10日分の終値の合計を10で割って終値の平均値を出します。翌々日も10日分の終値の平均値を出していき、この終値の平均値をつなげると1本の線になります。
これが10本移動平均線ですが、この移動平均線の値が株価の上昇の抵抗線になったり、下落しないよう支持する働きをしたりする支持線になったりします。
通常よく使われるのは5分足の10本移動平均線、25本移動平均線、100本移動平均線等がありますが、値動きの激しい銘柄で5分足チャートを使うと買いそびれたり、売り遅れたりするときがありますので、1分足チャートを使います。
通常、移動平均線のことをMA(Moving Average)といいますので、ここでは日中足(分足や時間足)の10本移動平均線では10MA、25本移動平均線では25MAと呼ぶことにします。
また、日足の10日移動平均線は10DMA、25日移動平均線は25DMA、週足の13週移動平均線は13WMAと呼ぶことにします。
移動平均線の設定値
javaアプレットチャート サブ画面のローソク足は1分足を表示させ、移動平均線は1分足の10MA、25MAを表示させます。
そして、5分足の移動平均線も大変重要で、5分足の10MA、25MA、100MAも表示させたほうが大きく動いたときに、上昇目処、下落目処を知る上でとても重要になります。
しかし、1分足の移動平均線と、5分足の移動平均線を同時に表示することは できませんので、簡易な方法として、5分足の10MAは1分足の50MAと考え、5分足の25MAは1分足の125MAと考え、5分足の100MAは1分足の500MAと考えます。
こうすることにより、1分足のチャートを見ながら大まかな5分足の移動平均線もわかるようになります。
ですから、移動平均線の表示は1分足の10MA、25MA、50MA、125MA、500MAを出しておきます。
また、1分足を見やすく表示するため、チャート内の表示はローソク足と株価(5本・7本値)のみとし、出来高や各種指標であるRSIやストキャス等は非表示にします。(RSIやストキャスなどの指標が必要と思われるのであれば、それは結構です。)
マルチモニタ機能を併用
画面の表示はマルチモニタ機能を使い、チャートの画面を横に広げます。
こうすることにより、標準の画面では見づらかった1分足チャートがとてもわかりやすく大きく表示できるようになります。
マルチモニタ機能を知っている人は使っていると思いますが、結構知らない人がいるようです。値動きの激しい相場では1分足チャートのローソク足が小さくなってしまい、急騰の時に買い、サポート割れしているのがわからず、売りそびれてしまうということもあるようです。
マルチモニタ機能を推奨する理由の1つがjavaアプレットチャートの拡大表示なのです。
マルチモニタにしてjavaアプレットチャートを拡大表示しようとすると、1台のパソコンに2台のモニタが必要になってきます。 複数台のパソコンに拡大表示したチャートを表示しようとすると 2台のパソコンを使っていると4台、3台のパソコンを使っていると6台のモニタが必要になると思われがちです。
しかし、javaアプレットチャートの拡大表示のみを使おうと考えておられるのであれば、モニタの切り替え器を使うことにより、モニタの台数は減らすことができます。
たとえば、A、Bの2台のパソコンがあったとして、各パソコンにはグラフィックボードが付けてあり、マルチモニタ機能が使える状態だとします。
A、Bの2台のパソコン共にモニタ各1台ずつ付いていますが、2台目のモニタ(セカンダリモニタ)をモニタの切り替え器をつなぐことにより、共用します。
すると、3台のモニタがあれば、2台のパソコンのモニタ画面がマルチモニタとして使えます。 私はモニタを4台にして3台のパソコンをマルチモニタ化してました。
ただし、パソコンの起動は1台ずつ起動し、2台目のモニタ(セカンダリモニタ)を切り替え器で つないだ状態にして起動する必要があります。
起動したあとは2台のパソコンを横幅の広いデスクトップ画面として使うことができます。
JAVAアプレットチャートを使うにはメモリアップを!
JAVAアプレットチャートを使う場合は、WINDOWS 7の場合であれば、パソコン本体のメモリを最低2GBくらいにはしたいです。
1GBでも動作しますが、1台のパソコンでJAVAアプレットチャートをたくさん表示させると動作が重くなる可能性があります。
何度か使ってみて、フリーズ状態にならないのであれば、しばらく様子を見ておいてもいいでしょう。
メモリの増強のしかたについては、お店やパソコンのメーカーに問い合わせください。
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