FX取引にも使えるチャートによる株式投資 売買手法



トレンドラインに忠実な銘柄


ニュースなどの情報よりチャートを重視


チャートのみで売買するのは怖いという人がいますが、ざら場であれば、情報チャネルをいろいろ そろえてニュースなどを見ていても、個人投資家や小団体では情報ソースを受け取る側なので、どうしてもタイムラグがあります。

何か起こった時、それを文書にして情報を流すわけですから、いくら早くても数分は時間がかかるわけです。

そしてそれを知ってから自分が行動を起こすまでに数分かかるわけです。

大手には携帯電話で直接情報が流れるわけですから、個人投資家は初動についていけないことになります。

それならば、株価の動きで良い材料、悪い材料を判断し、行動を起こす方が危険度は少ないかもしれないです。

一般の人に情報が入ってくる段階ではもう遅いので、早く情報が入ってくる人の動きについていくという考え方です。

当然、注目している銘柄でチャートを表示させて株価動向を常に見ている必要はあります。

また、チャート上での買いポイント回数とニュースやその他情報の回数を個別銘柄で比べてみても当然、チャート上での買いポイントの方が多いわけです。

ゆえに、デイトレードではチャートや板状況で判断した売買となります。



トレンドラインに忠実な銘柄


チャートのみで売買するのであれば、株価の値動きが トレンドラインに忠実に動く銘柄を選びたいです

デイトレードでエントリー(買いや空売りの新規売建)したり、イクジット(売りや返済買い)する際、何を基準にして売買するかというと 基本的にチャートを見て判断しています

ほとんどチャートのみで売買するわけですから、ある程度トレンドラインに忠実に動く銘柄を対象としなければ、勝てる確率が低くなります。

忠実に動くというのは前にも説明したように、トレンドラインである レジスタンスラインやサポートラインが抵抗線、支持線として有効に機能しているということです。

こう決めることにより、エントリーポイントやイクジットポイントがはっきりし、躊躇なく売買できるようになっていきます。

ただ、日足レベルで上昇している時はトレンドラインに対して忠実に動いていたが、何日がたって一旦天井を打ち 下落してきたら、売買代金も細ってきてトレンドラインに対して忠実に動かなくなってくる といった場合もあり、その場合は 他のチャートに対して忠実に動いている銘柄に乗り換えることも必要です

銘柄によっては、トレンドラインが有効に機能しているのかどうか わからないような動きをするものもあり、どこがエントリーポイントでどこがイクジットポイントなのか判断がつきにくい銘柄もあります。

やはり、超短期でも、大切なお金を株式市場という不透明なところに預けるわけですから、納得できるチャートを刻んでいる銘柄を選んで売買したいものです。

特に外資系証券会社のトレーダーは、株価チャートを見ないで売買するともいいます。

板状況のみで売買するとのことです。

このような人たちがたくさん売買しているような銘柄はチャートも不自然な動きをします。

ここは一旦止まるところなので買ってみたら、そのまま下落していった、ここが上昇の限界なので一旦調整するだろうと思っても、そのまま上昇していくので買うに買えないといった感じです。

動きが激しく、売買代金も多ければ、チャンスと思われがちですが、買い時、売り時のタイミングがつかみにくく、買ってみたら上がってしまい、結果、儲かったという人や 短期レジスタンスラインをブレイクしてきたので買ったが、すぐ急激に下げて損をしてしまったといった具合に丁半博打のような世界と感じます。

確かに、株式売買関係の情報ツールの発達、低価格化とタイムラグが少ないインターネットでの株式注文と手数料の低価格化が可能になった今日、だんだん素人がプロ化していき、元からプロであった人たちが儲けにくい相場になってきたのでしょう。

そして元からプロであった人たちが「買い場が売り場」、「売り場が買い場」といったように操縦していく相場になっていくとも考えられます。

これも今後、個人投資家がこのようなチャートの銘柄でも売買するようになるのか、個人投資家を呼び込めないために、ちゃんとトレンドラインに忠実なチャートを作って個人投資家を呼び込んでくるのか 要注目だと感じています。

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