FX取引にも使えるチャートによる株式投資 売買手法



銘柄の選定




株式市場の資金がどこに向かっているかを知る

株式市場には限られた資金が入ってきています。

その資金が株式市場のどの市場に向かって入っているのかとても重要です。

資金の入った市場の銘柄は値動きが でてきて上昇しやすいものです。

基本的に値動き(変動率)と売買代金が大きな銘柄がデイトレードの対象銘柄になるわけですが、見方はインターネットサイトの本日のランキングなどで全市場での売買代金や値上がり率を見ることにより、大まかな流れが見えます。

マザーズやヘラクレス、店頭市場のような新興市場は信用貸借銘柄が非常に少ないため、上昇するときも、下落するときも、新興市場の指数としては一方方向に動きやすい特性があります。

新興市場に資金が入ってきたときは、銘柄を替えながらしばらくは上昇し、市場から資金が逃避するときは、急落して戻したあとダラダラと下げていきます。

東証1部でも基本的には同じですが、信用の貸借銘柄は空売りが入るため、なかなか一方方向には動きづらい性質があります。

投資資金が特定の市場に入ってきていることを確認してから、その市場の中で銘柄を選定していきます。

ただし、市場の枠を越えた人気銘柄は常に株価の動向を注視して、上がるタイミングで仕込んでも差し支えありません。



個人的には、上昇相場で資金が新興市場に流れているときには基本的に売買代金の多い新興市場の人気銘柄の買いを考えます。

新興市場は変動幅が大きいので、資金が新興市場に流れているときは狙い場といえます。

資金が東証1部に流れているときは、その中で値上がり率が高い銘柄を狙い、数日間おなじ銘柄を売買したりします。

上昇相場でも、一旦調整したりする時期がありますが、そういう時期や、下落相場になると東証1部の売買代金の多い銘柄の空売りを考えます。

下落相場で新興市場から資金が流出する中、新興市場銘柄の買いで利益を出すのは やはりつらいです。相場の流れに合った手法を取りましょう。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP