FX取引にも使えるチャートによる株式投資 売買手法



自分の売買手法を身につける


みんなが知れば売買手法ではなくなる


株の本やWebページ・ブログで いろいろな売買手法が掲載されています。
読み手側からすると「これ!」という手法がほしいのでしょうが、なかなか見つからないものです。

それは、ある状況下においてその手法を使えば、かなり確率高く使えるのですが ちがうタイミングで使うと思い通りの結果にならない場合もあります。
また、銘柄によっても売買主体が特定な団体が入ると 特徴的な動きをする銘柄もあったりしますので、なおさらです。

もし、完璧な売買手法が存在したとします。
これが本やインターネットで投資家の間に広がったとすれば みんなその売買手法を使うようになります。
みんなが使うようになれば、その売買手法は使えなくなります。
みんなが買いたいところでみんなが買えば売り手が不在であるため買えなくなってレートが上がっていってしまいます。
そして、いつか資金力のあるグループの目にとまります。
するとたくさんの一般投資家が買おうとしているところで売りを仕掛けていきます。
売りが貯まるとレートを下げていき一般投資家がロスカットするところで手仕舞いの決済買いをしてきます。



FXで ある売買手法を使う人は多かったと思うのですが、ブロガーがブログで暴露した結果その売買手法が使えなくなってきました。
その手法というのは特定の通貨ペアにおいてマルチタイムフレームを使ったボリンジャーバンド3σ越えの戻りを狙った逆張り売買手法です。
15分・30分足なり1時間足なり各タイムフレームのボリンジャーバンド3σを1分足チャートに表示させ、それら3σを越えてきたレートはその超えてきたタイムフレーム内の3σ値まで戻りやすいというものです。(MT4のインジケーターでそういうものがあります)
戻らない場合はそれなりの対処の方法もあったのですが、これが逆に進む進む…。

以前はガンガン逆張りをしていたのですが、数年前から戻らなくなりはじめたように思います。
結局その手法はだんだん使わなくなっていきました。

売買手法はみんな知りたいネタだと思うのですが、みんなが知ってしまえばそれは通用しなくなるので 最終的には自分で売買手法をあみ出さなくてはいけないように感じます。
そして、その奥義は語らないこと…なのかもしれません。

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