デイトレードのメリット 3
売買手数料が安くなっている
以前に比べて、株式売買の売買手数料は非常に安くなっています。
以前は、株式を買って、少し上がったが、下落しそうだから売ったとしても、手数料が高いため 結局 損益はマイナスになるというケースが多々ありました。
今は手数料もずいぶん安い証券会社が多くなってきましたので、買ってから下落しそうだと思ったときに買値撤退でも躊躇せずに売ることができます。
また、1ヶ月定額制などの手数料体系もあって、1回あたりの売買手数料は200円ぐらいのところもあり、デイトレードをするには大変ありがたい時代になりました。
デイトレードで売買回数が増えてくると、この売買手数料がけっこうな金額になり、一生懸命儲けようとしているのに、結果は証券会社を儲けさせていたということになれば非常に悲しいですよね。
あまり、頻繁にシステム障害を起こしている証券会社を除き、各社の売買手数料を比較して安く安心してトレードできる証券会社を探しましょう。
各社顧客獲得に力を入れており、料金体系の見直しなどもあるため、定期的に証券会社の手数料を調査することも必要です。
ある程度インフラが整備されている
以前は、証券会社の営業マンに注文をだす、または電話でオペレーターに注文をだすというのが通常の姿でした。
すこしだけ株を買いたいと思っても、少額でははずかしいとか営業マンの営業によってあまり興味のない株を買わされた、また、売りたいときに「まだ上がりますよ」といわれて、売りにくい思いをした等、売買するときに人が間にはいると自分の思いのままの売買がしにくいものです。
もちろん、営業マンが間に入ってくれるおかげで知らなかった情報を入手できるというメリットもありますが、毎日、分刻みで営業マンに買い・売りをだしてロスタイムなしに約定させてくれるとは到底思われません。
インターネット取引なら、自分の好きな時に好きな銘柄を、購入可能な数量分、取引することができます。
このようなことができるようになったのも、インターネットの普及が主要因です。
株式売買をするにしてもパソコンが使えるか使えないかというデジタルデバイドは今後、さらに拡大していくでしょう。つねに勉強が必要ですね。
さらに携帯電話からもインターネット経由で注文をだすことも可能なので、株をする人の人口も増え デイトレにとっては大変良い状況です。
株式市場という5分先がどういう状態になっているかわからない手探りの状態の中、電話や携帯で売買してくれるのですから・・・。
常にチャートを見て売買できるデイトレードのメリットは計り知れないと感じます。
また、デイトレードをしている人が近年増えてきましたので、出来高が増えています。
これは、大変良いことで買いたいときに買え、売りたいときに売れるという状況であります。
出来高の少ない時期はプロ同士の相場といえるので簡単に儲けさせてくれません。
買ったところが高値、売ったところが安値ということもしばしば起こります。
計り知れないメリットとともに、やはりデメリットもあります。
つぎにデメリットを考えてみましょう。
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